ニコンフィルム&フォトコンテストについて
ヒストリー
ニコンは、「世界中の写真・動画を愛する人々が、プロフェッショナルとアマチュアの枠を超えて交流できる場を提供し、映像文化の発展に貢献すること」を目的に、1969年の国際写真コンテスト「ニコンフォトコンテスト インターナショナル」以降、半世紀以上にわたり写真・動画コンテストを主催してきました。
デジタルカメラがより広く社会に普及して以来、カメラと映像文化を取り巻く環境は大きく変わりました。コンテストはその時代に適した募集形態を常に模索し、第34回にあたる2012年に「ニコンフォトコンテスト」と改称しました。そして第40回にあたる今年、多様化するメディアや個人の動画発信機会の増加といった時代の変化を受け、「ニコンフィルム&フォトコンテスト」と改称。新しい視点を見出し、新しい機会を創出するために、本コンテストは進化を続けています。
ビジョン
ニコンフィルム&フォトコンテストは、映像という世界言語を通して大切な物語を伝え、人々の考え方に影響を与える表現者を支え合う、向上心あふれるコミュニティーを育みます。
ニコンフィルム&フォトコンテストに参加する意義
ニコンフィルム&フォトコンテストの参加者は、自らのビジョンを世界に伝える機会を得ると同時に、多様な視点を共有し、社会にインスピレーションを与えながら、自身の成長も実感できるものと考えております。
本コンテストは表現者の創造的な活動を応援しています。その作品が広く世の中に発信されることをサポートし、その発信を受け取るコミュニティーを育むことにも力をいれています。
ご挨拶
株式会社ニコン
代表取締役 兼 社長執行役員COO 兼 CFO
德成 旨亮
私たちは、映像が持つ力を信じています。
何気ない瞬間や日常に潜む美しさが、表現者の「眼」を通して様々な視点や感動をもたらします。その力は、時代を超えて多くの人々の心を動かし、社会に前向きな影響を与えてきました。
私たちニコンが主催する本コンテストは、1969年の創設以来、半世紀以上にわたり開催してきた歴史あるコンテストです。年齢や国籍、経験を問わず世界中の多くの表現者が多様なメッセージを共有する場として、人々に感動を届けてきました。
SNSの時代になり、多くの人が自ら撮影し、誰もが表現者、発信者となっています。特に近年ショート動画を制作・投稿する人が増加し、動画作品を目にする機会がとても多くなりました。そこで今回コンテストを「ニコンフィルム&フォトコンテスト」と改称し、広くクリエイターの作品を受け入れ、世界に発信していくサポートをおこないます。
今回の募集テーマは、写真・動画部門ともに「Inspire(インスパイア)」です。新たな視点や感情を呼び起こすような作品をお待ちしております。多くの方々が自由な発想で作品を生み出し、挑戦をされることを期待しています。
私たちは表現者の皆様を支え、映像の持つ可能性を追求してまいります。本コンテストを通じて、皆様が自身の内なる創造力を存分に発揮し、未来へと続く道を共に歩んでいけることを願っております。
新しいロゴ
ニコンフィルム&フォトコンテストの新しいロゴのコンセプトは「ニュー・パースペクティブ」です。
ニコンフィルム&フォトコンテストの応募者は、テーマや被写体をユニークにとらえる独自の視点を持った人たちです。
このロゴのコンセプトは、応募作品に対し、見る人に別の視点がないかを考えさせ、異なる角度から物事を見ることを求めるものです。