NIKON

ニコンフィルム&フォトコンテスト 2024-2025 審査員

写真部門審査員

ルイサ・ドール

フォトグラファー
ブラジル

ニコンフィルム&フォトコンテストの審査員として、ラテンアメリカを代表して参加できることを大変光栄に思います。この役割により、世界中の創造性、革新性、ビジュアルストーリーテリングの力を称える素晴らしいプラットフォームに貢献することができます。審査員として、人々を魅了するだけでなく、世界の見方を変えるような作品を発見し、称賛できることに興奮しています。これは、新たな才能を支援するだけでなく、世界中のアーティストが共有する多様な視点やストーリーから多くを学ぶまたとない機会だと考えています。参加者の皆さんには、「あなたのストーリーは重要であり、あなたには人々を深く刺激し、教え育み、結びつける力がある」と信じていただきたいと思います。それぞれの写真や映像は、あなたの個人的な声を反映したものであり、その声はこのコンテストの枠を超えて、遠くまで響く可能性を秘めていることを忘れないでください。皆さんから刺激を受け、皆さんから学べることを楽しみにしています。

バイオグラフィ

ルイサ・ドールは親密なポートレートを通して、女性らしさ、アイデンティティ、人間の本質を探求するブラジル人写真家。彼女の作品はナショナルジオグラフィック誌、ニューヨークタイムズ、TIME誌、ワシントンポストなどに掲載されている。
2015年にはLensCulture Emerging Talentに選出される。TIME誌における彼女のマルチメディア・プロジェクト「FIRSTS」は、POYiのドキュメンタリー・プロジェクト・オブ・ザ・イヤー (2018年) を受賞し、「メイサ」のストーリーはマゼンタ・フラッシュ・フォワード賞を受賞した。また、「Falleras story」 (2019年) でWorld Press Photoから、「Imilla」 (2023年) でPOYLatamからも表彰されている。
現在、ブラジルのバイーアを拠点に長期的なプロジェクトに取り組んでおり、記録する文化への理解を深めるために人類学の第二学位取得を目指している。

※審査員からのコメントは審査員の見解や意見であり、必ずしも主催者の見解や意見を反映するものではありません。
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