受賞者インタビュー

ー　ニコンフォトコンテストに応募したきっかけは何ですか？

私は何年もの間ニコンフォトコンテストに注目していましたが、自分の写真がこれまで見てきた写真ほど良いとは思っていませんでした。Nikon D750を購入し、少しの経験と自信を得た後、2023-2024単写真カテゴリーに応募しました。優秀賞はもちろん、賞などをもらえるとは夢にも思っていませんでした。家族や友人から応募するように勧められ、応募できて本当に良かったです。

ー　受賞作品を撮った時のエピソードを教えてください。

妻と彼女の母親の写真を撮ったとき、当時はそれが他の人々、特にアルツハイマー病を患う家族と接する人々にどのような意味を持つのか、まったく分かっていませんでした。妻やその家族が母親と接している写真を振り返ってみて、それが彼女たちや私自身に与えた影響を目の当たりにして、写真の別の側面や、自分が撮影するものに対する見方というものに、私の感覚が開かれたように思います。

ー　最近の活動について教えてください。受賞後、ご自身のキャリアなどに変化はありましたか。

優秀賞を受賞した後、自分の写真に自信が持てるようになり、より多くのコンテストに応募するようになりました。退定年退職したことで、新しい撮影の機会を探せるようになりましたが、自分の家の裏庭にもたくさん撮影できる場所があることに気づきました。

ー　あなたにとって「写真を撮る/動画を撮る」とはどういう意味を持っていますか。

私にとって、写真を撮るということは、二度とない瞬間を捉えているということです。その瞬間を捉えれば、人に見られ、コメントされ、評価され、大切にされ、永遠に記憶されるのです。世界に公開されるほど素晴らしいものであれば、それは私がすべての人に与えたものとなり、私にとってはかけがえのない意味を持つのです。

ー　ニコンフィルム&フォトコンテストに応募を考えている方にメッセージをお願いします。

ニコンフィルム&フォトコンテストへの参加を検討している方は、ぜひ参加してみてください。経験が足りないと感じていても、ぜひ参加をお勧めします。このレベルのコンテストに参加して、写真業界で最も経験豊富な審査員に審査され、世界で最も才能のある写真家たちと一緒に見られることで得られるものは、それ自体が賞です。
参加すべきです。奮って写真を撮っていきましょう。