Looking Death in the Face(死との直面)
Sarah Burgos
アメリカ合衆国
わたしの母が最後に入浴したのは、膵臓がんで亡くなるわずか12日前だった。母は、できる限り人に頼るまいと努力しつつ、死が近いことを受け入れていた。
この写真は私にとって、とても大事なものです。撮影したとき、これは自分にとって特別な写真だと分かりましたが、ほかの人たちを感動させることができるとは思ってもみませんでした。私は自分の写真にあまり自信がなかったのですが、素晴らしい写真家である友人に励まされて、自分の写真を見る目が変わりました。そのおかげで、勇気を出して作品を応募することができました。人生とは、そのありがたみが簡単に忘れられてしまうものです。ときには、あなたやあなたの愛する誰かの死が近いとわかったときに初めて、目覚め、生きたいと思います。いま、この写真を通じて、世界中を旅し、数えきれないほど多くの人々の目に触れ、そして、おそらく感動を覚えてくださる方がいるなかで、私の母は生き続けています。私にとってこの写真は、最後の日々を過ごしていた母に生じた変化を表現しているものですが、私自身の人生にもとても多くの変化をもたらしました。
※選出された作品及びコメントは作者の見解や意見を表現するものであり、必ずしも主催者の見解や意見を反映するものではありません。
Looking Death in the Face(死との直面)
Sarah Burgos
アメリカ合衆国
ストーリー
わたしの母が最後に入浴したのは、膵臓がんで亡くなるわずか12日前だった。母は、できる限り人に頼るまいと努力しつつ、死が近いことを受け入れていた。
コメント
この写真は私にとって、とても大事なものです。撮影したとき、これは自分にとって特別な写真だと分かりましたが、ほかの人たちを感動させることができるとは思ってもみませんでした。私は自分の写真にあまり自信がなかったのですが、素晴らしい写真家である友人に励まされて、自分の写真を見る目が変わりました。そのおかげで、勇気を出して作品を応募することができました。人生とは、そのありがたみが簡単に忘れられてしまうものです。ときには、あなたやあなたの愛する誰かの死が近いとわかったときに初めて、目覚め、生きたいと思います。いま、この写真を通じて、世界中を旅し、数えきれないほど多くの人々の目に触れ、そして、おそらく感動を覚えてくださる方がいるなかで、私の母は生き続けています。私にとってこの写真は、最後の日々を過ごしていた母に生じた変化を表現しているものですが、私自身の人生にもとても多くの変化をもたらしました。
※選出された作品及びコメントは作者の見解や意見を表現するものであり、必ずしも主催者の見解や意見を反映するものではありません。